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No.01 上海でペット暮らし始めたら手続きすべき事と公共ルール

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上海で愛犬・愛猫と暮らし始めたら上海でのペットとの暮らしのルール、日常のケア、そしていつかやってくる帰国の準備などを知っておくと安心してペットと一緒の上海生活を楽しめます。

上海はペットフレンドリーな都市。海外生活をペットと楽しむためにも、この記事では上海の公共ルールと手続きをご案内します。

養犬登記証を取ろう(犬の場合)

上海市では一緒に暮らせる犬は1戸1匹というルールがあります。その為、1戸に登録(養犬登録)できる犬は1匹までになります。

ペット(犬)を迎え入れたら、必ずお住まいの住所で愛犬の登録をしましょう。

養犬登記証は帰国(出国)時に必須条件です。帰国手続き準備で慌てて申請することないよう、取得して毎年更新していると安心です。

取得方法は、こちら→ 愛犬の上海市民への道 養犬登記証を取得しよう!

(猫に関しては、養犬登記やこれに準ずる上海市での登録はありません。また1戸1匹などのルールもございません。ただし帰国の際には飼育者が上海市に在住している証明等が必要です。)

予防接種を定期的に

愛犬・愛猫の予防接種で思わぬ感染に備えておくことと、犬の場合は狂犬病予防接種を、猫の場合で将来帰国の予定がある方も狂犬病予防接種は必須です。

=犬の場合=
年に1度の狂犬病予防接種は養犬登記取得に必要な手続きです。
毎年1回、有効期間(1年)以内に継続して接種しましょう。
混合ワクチン(例えば8種混合など)は任意での接種になります。帰国時の必須手続きではありませんが、感染予防対策や一部のペットホテルなどでは接種証明を求められる場合があります。

=猫の場合=
猫の場合は、将来的に帰国(出国)等の予定がなければ、狂犬病予防接種は任意です。
また混合ワクチン(例えば3種混合など)も任意での接種になります。

なお、将来帰国に備えた狂犬病予防接種については、免疫指定病院での接種が必要です。
Pet With では免疫してい病院である申普動物病院本院または天山分院での接種を推奨しています。

お出かけルール

養犬登記証を取得すれば、晴れて堂々と上海市に登録された愛犬。お散歩中は養犬登記証またはその画像をスマホに入れ携帯しておきましょう。

上海市のお散歩ルールではリードは必須です。またリードの長さは2m以内と制限され、背肩が35cm以上の子は吠えたり噛みつかないように口輪を求められています。

公共交通機関(地下鉄やバス)、学校やオフィス事務所、博物館なども犬連れ不可です。(一部のショッピングモール等では可)
2025年から高速鉄道の一部路線では試験的にペットの連れて乗車ができるようになりましたが、まだ試験運用で座席に一緒ではありません。

上海市内の移動はペットタクシーを利用すると安心です。またたくさんのペットOKカフェやレストランがありますので、お店に入る際は一声ワンちゃんOKか確認してから入店しましょう。Pet With 編集部のスタッフ感では路面店などテラスのあるカフェの半分以上はペットOKに感じます。

ペットタクシーの利用方法はこちら → スマホで呼べるDIDIペットタクシーの使い方

かかりつけの動物病院

ペットと暮らしていると、動物病院にお世話にななることがちょこちょこあります。

体調が悪そうでも、どこが悪いのか判断が難しいですよね。

普段からかかりつけの動物病院があると、安心です。

お住まい近くの動物病院、日本語OKの動物病院など、みなさんの生活環境に合わせておさえておきましょう。

Pet With 推奨の動物病院はこちら → かかりつけの動物病院どこにする?

毎日のお水

人間と同様、犬や猫にとっても「水」は命に直結する大切な存在。
日本とは水質や供給システムが異なる中国・上海において、どの水を与えるべきでしょうか。

水道水で良いのか?それともペットボトル?

Pet With では上海の水道水、浄水器の違いなど、愛犬・愛猫に与える水を検証してみました。

→ 毎日のことだから。愛犬愛猫に与える水をどう選ぶ?

Peth With メディアを通して上海在住の愛犬家・愛猫家のみなさまの上海生活がより豊になれば幸いです。

Pet With 編集部